わが家の子どもをはじめ、周りの多数の高校生の留学体験をもとにお伝えしています。
- 高校留学に関心がある
- 高校留学したいが不安がある
- 高校留学することは決まっているが長期・短期どちらかを決めかねている
長期留学が向いている子
長期留学の「長期」の定義はVISAが必要な3ヶ月以上の留学期間です。
やはり長期留学は親にとっても子にとっても一大決心が必要ですよね。
高校生での海外留学は、ほとんどの子が生まれて初めて親元を離れることになると思います。
ただでさえ初めて親と離れて生活するのに、それが日本から遠く離れた言語もちがう国とはほんとうに一大事です!
長期留学に向いている子の特徴
それでは、長期留学に向いている子にはどのような特徴があるのでしょうか?
- 好奇心がある
- 自立心がある
- 異文化に興味がある
- 自分の意見がある
- 柔軟性がある
- 英語を上達させたいと思っている
長期留学が向いている子は、共通して(もちろんすべてではありませんが)上記のような特徴があります。
わが家の娘も上のタイプですが、ある程度のメンタルの強さ、そして気の強さも(笑)必要だと思います。
長期留学中には多少のトラブルが発生することがありますが、チャレンジ精神が旺盛な子ならばそんな時もへこたれることなく解決できると思います。
上記の特徴をもつ子には是非とも長期留学を経験していただきたいと思います!
短期留学が向いている子
一方、数日から数週間の短期留学も多くのメリットがあります。
- 長期留学に興味があるが、不安もある
- 留学費用をできるだけリーズナブルにしたい
- 海外生活を体験してみたいけど不安がある
子のような場合には短期留学を検討するかと思います。
短期留学に向いている子の特徴
- 人見知りである
- 生活環境(食べ物・ 住環境など)のちがいが ストレスに感じる
- 留学したいという気持ちが強いわけではない
- 自分の意見を言うのは苦手なほうだ
- いつも家族や友だちと一緒にいたい(ひとりが苦手)
上記の特徴をもつ子が海外留学に興味がある場合には、まずは短期留学を経験してみることをおすすめします。
特に「親は子どもに留学させたいが子どもは留学に関心がない」という話をよく聞きます。
子どもに海外で学んでほしい、英語を話せるようになってほしいと思っている方々は少なくないと思います。
そのような場合には、最初から長期留学をめざすのではなく、まずは数日~数週間の短期留学を経験してから本格的に長期留学について考えることをおすすめします。
高校留学中のトラブルについてよく聞くのが「ホストファミリー宅での食事の問題」です。
多くの場合はホストファミリー宅の料理に満足、もしくは順応しているようです。
しかし、日常で日本食以外はあまり食べない、また、好き嫌いのある場合にはホストファミリー宅の食事が合わない可能性もあります。
その場合も高校留学は短期留学、そして大学在学中に長期留学をすることを検討しても良いと思います。大学在学中の留学は寮やアパートなどで自炊が可能になるからです。
まとめ
子どもにとって、高校留学はとてもすばらしい経験になると思います。
10代の柔軟性のある時期に日本を出て、海外で生活をすることによって多くの学びがあります。
そして、海外に住んでこそ日本の良さもあらためて認識できると思います。
視野が広がり、複眼的に物事を捉えるようになると思います。
結果的に「やっぱり自分は海外は合ってないな。日本がいい」と感じることもすばらしい発見だと思います。
じゃあ「自分は日本でどうありたいのか?将来、日本でどんなふうに暮らしたいのか?」などと、留学後にちがったものの見方で考えることができるからです。
ぜひ無理せずに、長期留学もしくは短期留学、お子さんの性質に合った留学をされますように。