- 子どもを海外留学・進学させたい
- 将来、子どもには多くの選択肢を持たせたい
- 子どもには世界で通用する人に育ってほしい
- 海外留学・進学にかかる費用をできるだけ抑えたい
現在、子どもを海外留学・進学させたい親が急増中
社会のグローバル化といわれて久しいですが、特にこの数年は周りの年下の友人から「子どもの英語学習」や「海外留学・進学」について質問される機会がとても増えています!
今の変化の激しい世の中で、子どもには選択肢を多く持っていてほしいと思う親が増えているんでしょうね。
そうはいっても海外留学や海外進学にはやはり高い費用が必要となります。
給付型奨学金制度を利用する方法もありますが、全額給付となるとやはり合格するにあたり競争率がとても高いです。
わが家の場合はこれまで比較的リーズナブルな費用で海外留学・進学しています。これから子どもの留学・進学を検討されている方にわが家の例が少しでも参考になればうれしいです。
わが家の子ども達の現在とこれまでについて
わが家は高校留学(娘)、海外大学進学(娘)、海外大学院進学(息子)の経験があります。
現在の長男とこれまで
- 現在はヨーロッパ某国の名門大学、修士課程(理系)。
- 小学校1年生の時に帰国、数年インターナショナルスクールに通った後、国内の公立中学校、私立高校、理系私立大学に進学。中3で英検1級取得。
- 大学卒業後に2年ほど社会人(理系分野)を経験した後に今秋、大学院に進学。
現在の長女とこれまで
- 現在はヨーロッパの美術大学。
- 3歳の時に帰国、幼稚園はインターナショナルスクール。
- 国内の公立小中学校に通い、高校2年生からニュージーランドに留学、現地高校で卒業。
- 高校卒業後にIELTS7.5取得(※IELTS7.5=オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ハーバード・ビジネススクールのレベル)
なるべくお金をかけない海外留学・進学
子育て中の二十数年間、ずっと生活環境が安定していれば良いですが、時には大きな変化に見舞わることもあります。
わが家は経済的に危機を迎えた時期もありました。しかし、いろいろな変化にも臨機応変に対応してきました。そして、いつも子ども達の教育は最優先事項でした。
親のことより子ども達の教育を優先し過ぎたかな?とも思いますが(笑)、今はそれで良かったと思っています。
長男はスタンフォード大学合格圏内も学費が高すぎて断念
実は息子は国内の私立理系大在学中にアメリカの大学への編入を考えたことがあります。
しかし、わが家がアメリカの私立大学のあの高い学費を払えるわけもないので息子は給付型奨学金を申請しました。
SAT、TOEFLの結果は共にスタンフォード大はじめ、アメリカの有名私立大学の合格圏内でした。
しかし給付型奨学金の審査は不合格。世界各地から優秀な学生が申請するアメリカ私立大学の給付型奨学金は競争率が非常に高いようです。
ということで息子はアメリカの私立大学への編入はあきらめ、引き続き国内の大学で学び続けることにしました。
卒業後に社会人を2年ほど経験して学費がリーズナブルなヨーロッパの大学院に進学しました。
結果的に正解だったヨーロッパの名門大学修士課程への進学
しかし今になって息子はヨーロッパの大学院に進学して大正解だったと思います。
入学後は毎日、課題に追われて大変そうでしたが、現在は研究室に入り、教授と博士課程の学生のもとで実験の日々でとても充実した日々を送っています。
ヨーロッパや南アジアなどの留学生との異文化交流もとても楽しんでいるようです。
なんとなく息子はアメリカよりもヨーロッパのほうが性質的に合っていると感じていましたが、やはりそのようです。結果的に良かったです。
長女は奨学金で高校留学、大学は生活費がリーズナブルな南欧へ
長女は高校1年の時に、あちこちの高校留学エージェントに奨学金の申し込みをしていたようです。あるエージェントからの合格通知が家に届いた時に、親は初めて娘が高校留学の奨学金申請をしていたことを知りました(笑)。
その奨学金は年間の授業料が免除されるという内容でした。
渡航費や生活費はかかりますが、年間の授業料免除というのは魅力でしたし、本人がやる気満々だったので行かせることにしました。
結果的に正解だった長期の高校留学
長女の場合は、当初は1年間の高校留学のつもりでしたが、そのまま留学先の高校に編入して留学先の高校を卒業しました。
留学中に飛躍的に英語力が伸び、卒業後に受験したIELTSは7.5点を取得しました。
本人(娘)いわく「1年で帰国していたらIELTS7.5 を取得するのは無理だったと思う」とのことです。
当時は息子の学費の支払いもあったので早く帰国してほしかったのですが(汗)、今になると結果的に帰国を延長して現地校を卒業したことは良かったと思います。
おわりに
今回はわが家の子ども達について書きましたが、ひと言で海外留学・進学といってもいろいろな選択肢があります。
予算や子どもの性格など、様々な要素が関わってきます。無理せずに条件に合った選択肢を見つけることが大切だと思います。
これから高校留学はじめ、日本での英語習得などについて少しずつ書いていこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました♪