冬にビーツを見かけるとボルシチを作ります。冬が長く寒い東欧やロシアの伝統料理、ボルシチは体が温まるので今の季節にぜひおすすめのスープです。「スーパーフード」「食べる輸血」と呼ばれるビーツは血行を促して血栓を防ぐはたらきをする一酸化窒素(NO)を含むので冷え性対策にバッチリです。ほかにもナトリウム、カリウム、ビタミンB群ほか様々な栄養素が含まれるのでアンチエイジング効果も期待できますね。
もくじ
材料
- ビーツ…大1/2個(180g)
- 玉ねぎ…1/2個
- にんにくみじん切り…小さじ1
- キャベツ…1/4個(150g)
- キャラウェイシード…小さじ2
- オリーブオイル…大さじ1
- 白いんげん豆の水煮…大さじ4~5
- 水…4カップ
- コンソメキューブ…1個
- トマトの水煮…150ml
- レモンの絞り汁…大さじ1/2
- サワークリーム…適量
- ディル…適量
(写真はチャービルですが本場はディルを飾ります)
作り方
①ビーツの下ごしらえをする。ビーツを皮つきのまま丸ごと鍋に入れてかぶる程度の水、酢大さじ2、塩小さじ1杯と一緒に30分ぐらい弱火で煮る。取り出してスライサーで皮をむく。
②玉ねぎをスライス、キャベツ、ビーツを千切りにする。
③鍋にオイルを温めて玉ねぎ、にんにく、を2~3分炒める。その後、キャベツを加えてしんなりするまで炒めてキャラウェイシードを加える。
④水とコンソメキューブを入れてトマトの水煮を足し弱火で30分ほど煮込む。途中で白いんげん豆の水煮、レモンの絞り汁、塩を足す。
⑤スープ皿にうつしサワークリームを添える。
☆酸味があるスープにサワークリームを加えると味がまろやかになり美味しいので、サワークリームはぜひ入れてください。サワークリームはクリームチーズにレモンの絞り汁を少し足したものや、生クリームにヨーグルトを少々足したもので代用できます。