寒い日が続きますね。今朝の京都はマイナス1℃でした。
京都の冬はとにかく寒いです!三方を山で囲まれている盆地であるため底冷えします。東京の冬の寒さが「冷蔵庫の中」だとすると京都のそれは「冷凍庫の中」といった感じです。
しかし私は京都の冬が大好きです。真冬の曇天の凍てつく空気は京都の冬そのもの、なんとも風情があります。そしてなんといっても冬は京野菜がとても美味しくなる季節です。
家の近所では週3回、上賀茂の農家さんが朝採り野菜を販売してくれます。冬の大根やにんじん、すぐき菜をはじめとする葉野菜などは新鮮でみずみずしくてとても美味しいです。そして京都の漬け物、すぐきや自家製のお米やお餅もとても美味しいのです。
というわけで今日は特に寒い日に食べたくなる京都のうどん、体が温まる熱々の「けいらん」を作りました。
「けいらん」とはまさしく鶏卵、いわゆる「卵とじあんかけうどん」です。関西以外、特に東日本の人は知らない人が多いのではないでしょうか?私自身も京都に来て初めて知りました。関東にも「卵とじうどん」はありますが、京都の「けいらん」は濃厚なあんかけとたっぷりのショウガで関東の卵とじうどんとは別ものだと思いました。
「けいらん」は体がとても温まるので免疫力アップ!時短の簡単レシピでコスパにも優れているのでとてもおすすめです♪
以下、京都の友人に作り方を聞いたものを書きましたが、しょうゆや片栗粉の分量はお好みでどうぞ。京都のお店で食べると片栗粉の量は大さじ2~2.5杯(2人分)ぐらい入っているのかな?と思います。
京都人の友人に作り方を聞いて早速作ってみました。醤油の分量はお好みで調節してください。
材料
<2人分>
うどん…2玉
◎出し汁…800ml
◎こいくちしょうゆ…大さじ2
◎うすくちしょうゆ…大さじ1/2~2
◎みりん…大さじ3
片栗粉…大さじ2
卵…2個
作り方
① うどんを茹でるための湯をわかす。別の鍋に◎を入れて煮立たせる。煮立ったら箸でかき混ぜながら水溶き片栗粉を少しずつ回し入れる。
② 熱湯でうどんを茹で、湯切りしてどんぶりに盛っておく。
③ ◎を入れた鍋が煮立っている状態で(弱火)、溶き卵を少しずつ注ぎ入れる。
④すぐにかき混ぜずに少し間をおいて卵が固まりだしたらゆっくり箸で混ぜる。
⑤薬味のネギとおろしショウガをのせる。おろしショウガの量は多めでどうぞ。体が温まり美味しいです。